2024/11/03
おはようございます、砂嵐です。
不労所得体制を1日でも早く構築して自由な時間を取り戻したいものです。
今回は書評です。
今回の書籍は私のお金の増やし方の考え方とほぼ同じどころか私の考えを代弁してくれているような内容ですので紹介することにしました。
本記事では私が読んだ中で本中で特に気にして読んで欲しい部分について紹介しています。
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目次
今回の紹介する本
本書は定期預金以外投資のことは一切知らない青年と経済評論家の先生との対話形式でお金ふやす方法について解説されています。
少しリスクを取って運用する方法、また運用したお金を更に効率よく増やすオトクな制度や年金制度の基礎知識が学べると砂嵐は思っています。
参考点1:銀行には近づいてはいけない
お金を運用したいと考えた時に一番やってはいけないことが“銀行で金融商品を購入すること”です。
銀行も結局は商売をして利益を出さないとやっていけません。
金利が高い時代でしたら融資事業で十分に利益を出せていました。
しかし現在は超低金利時代です、かつての融資事業では利益は出せません。
では代わりに何で利益を出しているのかと言いますと、お金が無い人には借金をさせて金利で儲ける、あるいはお金がある人に投資をさせて手数料で儲けるということをしているのですね。
借金の例ですとカードローンが典型例です。
消費者金融業者の衰退とともに近年は銀行系が躍進しています。
CM等で”〇〇銀行カードローン”と見かける機会があればおわかり頂けるかと思います。
カードローンが恐ろしい理由は、複利効果というのが借金にも現れるからです。
年率10%の複利なんて計算するだけで恐ろしいですよ(^_^;)
さて話が脱線してしまいましたが、本題は投資をさせて手数料で儲けるという話です。
銀行の窓口で販売される金融商品は100%銀行が得するように巧妙に仕組まれています。
投資信託なんかも、手数料が恐ろしく高い商品ばかりだったりします。そして更に言うと毎月分配型の投資信託だったりします。
こんな金融商品を買ってしまっては最後、投資額以上に増えるどころか手数料負けして額が減って還ってくること間違い無しです。
余談ですが、このように日本では銀行が阿漕な商売を行っているがために、日本人の間に投資アレルギーが蔓延する原因の一つだったりします。
そんな状況なので金融庁が本気になって日本人の投資アレルギーを克服させるために”つみたてNISA”という制度を始めたぐらいですからね。
絶対に銀行で金融商品を買わないようにしましょう。
参考点2:ネットで証券会社で口座を開く
本書では投資を行うにあたってネットで証券会社で口座を開くことをオススメしており、実際にSBI証券で口座を開いた時の流れが載っています。
実際手数料や商品数の面から言ってもネット証券会社はオススメです。
SBI証券もオススメですが、私は楽天証券をより強くオススメします。
(なぜ楽天証券がオススメなのかは別記事にて後日公開予定です)
参考点3:手を出していい金融商品はインデックスファンド
当ブログでも紹介していますが、投資初心者が定期預金以外の金融商品でまず手を出すべき商品といえばインデックスファンドで間違い無いです。
なお本書ではいくつか金融商品が紹介されていますが、私個人的にはTOPIX連動タイプはリスキーかなぁと思っています。
自分で投資信託商品を決める際は以下の記事をご参照ください。
参考点4:NISAと確定拠出年金制度
どちらも投資の運用効率をより上げるための税制優遇措置制度です。
運用益に対してかかる税金を非課税にできる制度ですので、投資を行う方は絶対に利用すべき制度です。
なお本書の初版が2015年のため、まだ”つみたてNISAが存在していない”前提で書かれている点に注意してください。
とは言っても解説されている内容は、ほぼそのままつみたてNISAでも通用しますので大丈夫です。
NISAとつみたてNISAでは購入できる金融商品に違いがある点ぐらいです。
(つみたてNISAの方が購入できる商品に制限がある)
おわりに
いかがだったでしょうか?今回は投資初心者に読んで欲しい書籍について紹介してみました。
少しでも参考になることがあれば幸いです。
それでは砂嵐でした、ハブアナイスデイ。
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