2024/11/03
初めての方ははじめまして、いつも見てくださってる方は感謝御礼、砂嵐です。
今回はリピート系FXでの取引オススメ通貨ペアについて、優先したい考慮項目をランキング形式で紹介した後に、実際の通貨ペアを5つ紹介したいと思います。
なお2018年にも同様の記事を書いていますが、トレード経験を重ねるうちに考え方が変化してきましたので、2023年度版ということでリニューアルしました。
なお結論のみ知りたい方はオススメの通貨ペアだけを読んで下さい。
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目次
通貨ペア選択時に優先したい項目ランキング
第4位:クロス円ペア
クロス円ペアとは○○○/JPYと表現される円を含む通貨ペアです。
日本人としてはレート表記が円でイメージが付きやすいメリットがあるものの、取引量としては少ない通貨ペアばかりになりますので、初心者にはオススメできません。
リピート系FX取引に慣れてきた段階で切替を考えても良いと思います。
第3位:ドルストレートペア
ドルストレートペアとは、通貨の組み合わせにアメリカ・ドル(USD)を含むもののことを言います。
○○○/USDやUSD/○○○の形で表現される組み合わせです。
やはり世界第一位の経済大国かつ米ドルが基軸通貨という立場から、アメリカの経済指標次第で為替が動いていきます。
つまり、ある程度長期的な為替方向の予測が付きやすいということです。
リピート系FXではある程度の幅の中でレートが収まるレンジ相場での取引が一番利益が出やすいという性質上、米国の経済が安定している時期なら良いですが、一度経済危機が訪ればトレンド転換が起きて損失を被る可能性が高いため、初心者には意外とオススメできないなぁというのが個人的感想です。
ある程度取引資金に余裕が出た段階で、トッピング的に増やしていきたいところです。
第2位:2国間の金利差が小さいペア
各国の金利は高低様々です。
FXにはスワップポイントという金利差分を売買の種類に応じて貰ったり支払ったりする必要があります。
基本的にリピート系FXでは売り買い両建てで注文を行います。
しかし注文のスタイルによっては売り一方もしくは買い一方にどうしても偏ってしまう状況になります。
更にリピート系FXはスキャルピングのような短期では無くデイトレード~スイングトレート寄りの、比較的中期的な保有を行うスタイルとなります。
そんなときにマイナススワップとなる注文形態ですと、約定しても確定利益が減る形になります。
少しでも取引パフォーマンスを上げるならば金利差の小さいペアを選択するのも1つのテクニックだと私は思っています。
ただ、為替差益に比べてスワップポイントはオマケ程度に付いてくるイメージなので、神経質に気にする必要は無いかなと思います。
第1位:地域単位で見た隣国間での通貨ペア
通貨ペアを考えるにあたってまず見てほしいのが地域ブロックです。
以下のように分け、該当する通貨も併せて記載します。
・オセアニア
AUD、NZD
・欧州
EUR、GBP、CHF
・北米
USD、CAD
…日本がぼっちになってるけど気にしない(´・ω・`)
なお組み合わせについては限られてきますが、それぞれ以下のようになります。
・オセアニア
AUD/NZD
・欧州
EUR/GBP
EUR/CHF
GBP/CHF
・北米
USD/CAD
おすすめの通貨ペア
以上の優先したい項目ランキングを踏まえ、上から順番に砂嵐が取引したい通貨ペアを5つ、理由とともに発表していきます。
AUD/NZD
・ここ数年比較的狭い範囲でレンジ相場を形成している
・証拠金が少なく済む
・政策金利が2国とも似ている
USD/CAD
・ここ数年安定したレンジ相場を形成
・金利政策が2国とも似ている
EUR/GBP
・ここ数年レンジ相場を形成
・GBPを含むため変動率が高く出る時があり、利益が期待できる
NZD/USD
・ここ数年はレンジ相場の傾向
・2国間の金利差が、お互いプラス・マイナスが入れ替わりつつも狭い
・必要証拠金が少なく済む
・AUDに比べて中国リスクは低め、とはいえ取引量が少ない通貨なので急な変動に注意
USD/CHF
・安定した範囲でのレンジ相場
・CHFの政策金利の低さから、ロング注文ならプラススワップ
・2015年のスイスフランショックが気になる人は気になるか
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回はリピート系FXでのオススメ通貨ペアについて記載してみました。
初心者がリピート系FXを始める時に選択する通貨ペアは
・地域単位で見た隣国間での通貨ペア
と覚えておきましょう。
それから取引経験や資金が増えるにつれて
ドルストレートペア→クロス円ペア
と取引通貨ペアを増やしていきましょう。
少しでも参考になることがあれば幸いです。
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それでは砂嵐でした、また次の記事でお会いしましょう。