ギャンブルにしないFX活用術

FXのトレード手法の1つである"リピート系の月間収益報告、トレード設定内容の公開"がメインコンテンツですが、"投資"に関する情報も不定期で更新しています。

外国為替証拠金取引(FX)の基礎

time 2021/12/08

外国為替証拠金取引(FX)の基礎

初めての方ははじめまして,いつも見てくださってる方は感謝御礼,砂嵐と申します.

今回はFXの基礎的な知識について解説したいと思います.

本ブログのメインコンテンツであるリピート注文FXを理解するうえで必要となりますので,ぜひ最後まで目を通していただけますと幸いです.

【関連記事】

【初心者】FXでリピート系手法が最良な理由

sponsored link

FX=外国為替証拠金取引

FX(Foreign eXchange)=外国為替の訳となりますが,日本語では外国為替証拠金取引となります.

簡単に表現してしまえば,証拠金(保証金)を業者に預託し,通貨の売買を行なう取引=外国為替取引を実施するというものです.

外国為替取引とは

外国為替取引とは,2国間の異なった通貨を交換する取引を指します.

例えば日本円を米ドルに交換したり,米ドルを欧ユーロに交換したり,世界で流通する通貨同士の交換取引であれば立派な外国為替取引となります.

証拠金取引とは

証拠金取引とは,証拠金を担保にその何倍もの金額を運用できる取引を指します.

証拠金とは取引を行う際にトレーダーが用意する資金そのものです.

FXではレバレッジ○倍と表現されることが多く,2021年現行だと証拠金の25倍の金額までトレードすることが可能です.

ですが実際の感覚としては,一定量の通貨取引を行う際に用意しなければならない最低限の保証金の意味合いで理解する方が良いかと思います.

つまり先程の例を言い換えると,取引予定の通貨価格の4%(=1/25)を証拠金として用意すれば良いということになります.

FXの特徴

ここでは代表的なものを順番に解説する.

“買う”だけでなく”売る”からもスタートできる

FXでは,外国の通貨○円分を”買って”手元に保有し高くなったら”売る”という取引が可能です.

株取引や外貨預金での取引をイメージしていただけると分かりやすいかと思いますが,やってることは同じです.

しかし,外国の通貨を買い戻す権利を”売って”手元に保有し,安くなったタイミングで”買い”戻すという取引を行うことも可能です.

なかなかイメージが難しいところですが^^;

上記のことをFX取引では,”買いから入る”と”売りから入る”といった表現がされます.

また”買い取引”を”ロング”,”売り取引”を”ショート”と表現することもあります.

以下にロングとショートのそれぞれのイメージを説明したいと思います.

ここでは通貨=ブランドバッグとし,このバッグの価格は日々変化していきます.

ロングの場合

あなたはデパートに行ってバッグを10,000円で買って手元に入手したとします.

では手元にあるバッグを売って利益を出す場合は,価格がどのようになっていれば良いでしょうか?

答えはバッグを買った時よりも高い値段で売却できれば利益が出ます.
例えば12,000円で売却できれば2,000円の利益になります.

逆に8,000円のときに売却してしまうと,2,000円の損をすることになります.

ショートの場合

あなたは質屋に行って,後日必ずバッグを買い戻すという条件のもと10,000円で売却することができたとします.
つまり手元に10,000円があります.

では後日バッグを買い戻す際に利益を出す場合は,価格がどのようになっていれば良いでしょうか?

答えは,バッグの価格が売却時よりも安くなっていれば,質屋に支払う料金との差額分が利益になります.
例えば8,000円でバッグを買い戻せた場合は,差額の2,000円が利益になります.

逆に12,000円でバッグを買い戻した場合は,2,000円の損をすることになります.

(なおこの例えで出てきたバッグについて,実際には手元に持っていなくすべて架空での取引になる点が面白いところです.)

取引できる通貨組み合わせは自由自在

日本に住んでいれば,通常業者に預け入れる証拠金は日本円になりますよね.

日本円で米ドルや欧ユーロを買ったり売ったりなど,取引する際に常に片方が日本円に縛られてしまうのではという疑問が湧くかと思います.

FX取引では,証拠金は取引の担保であるだけなので,預託した証拠金の分だけ米ドルに交換したうえで,欧ユーロの売り買いをするといった取引をすることが可能です.

その際に利益や損失が出た場合も,日本円に換算したうえで証拠金が減ったり増えたりする形となります.

通貨ペアについて

異なる通貨同士の組み合わせを「通貨ペア」と呼び,USD/JPY(米ドル/日本円),EUR/JPY(欧ユーロ/日本円),EUR/USD(欧ユーロ/米ドル),などと表記されます.

ロング・ショート

FXでは「買い」の方の通貨をロング,「売り」の方の通貨をショートと呼びます.

常に何らかの通貨を売り,何らかの通貨を買う,という行動を取っています.

またFXでは2つの通貨のペア間の比率の変動を取引の対象としています.

左側の通貨を右側の通貨で売買した場合の数値が取引の数値(=通貨レート)となり,また左側の通貨をどう取引するかを呼称します.

たとえばUSDを買ってJPYを売る場合はUSD/JPYのロングと言います.

決済通貨

決済通貨とは,取引される2国間の通貨取引によって,スワップ金利※や損益が発生する通貨のことを言う.

※スワップ金利
通貨ペアにおけるそれぞれの通貨国に適用されている金利の差

先程の通貨ペアの説明でありましたが,すべての場合において,主軸通貨(基軸通貨)/決済通貨と表記されます.

日本円を決済通貨としたい場合は,必ず右側にJPYがきます.
例)米ドル/日本円の場合、「USD/JPY」のように表記されます.

決済通貨が円の取引を対円通貨取引,円以外の場合を非対円通貨取引(外貨建て取引)といいます.
非対円通貨取引の場合は,決済時の外貨建て実現損益を円に換算して計算します.

ポジションとスワップ金利の関係については以下のようになります.
・主軸通貨(基軸通貨)買い/決済通貨売りの場合:ロング(買い)
スワップ金利:プラススワップ金利は受け取り,マイナススワップ金利は支払い

・主軸通貨(基軸通貨)売り/決済通貨買いの場合:ショート(売り)
スワップ金利:プラススワップ金利は支払い,マイナススワップ金利は受け取り

レバレッジについて

FXでは,レバレッジによって証拠金以上の外貨を取引することができます.

このレバレッジの存在によって少ない証拠金でも効率的にトレードすることが実現できます.

レバレッジの倍率を高くするほど為替相場の変動によるリスクは高まります.

逆に証拠金と同額の外貨を取引する(レバレッジ1倍)場合は,外貨預金に近い比較的低リスクな取引もすることが可能です.

例えばドル円取引において,1円の価格変動があったとします.

レバレッジ1倍だと1円の価格変動になりますが,レバレッジ5倍だと5円相当の価格変動,レバレッジ25倍だと25円相当の価格変動が起きていることになります.

このように,手元に用意できる証拠金が少額だからレバレッジMAXで取引する,というのはハイリスクであるということを覚えておきましょう.

おわりに

いかがだったでしょうか?今回はFXについて記載してみました.

この記事に関する質問や感想、意見等があれば下のコメント欄へぜひ投稿してください。
またこの記事が役に立った、面白かったと思ったら”シェア”で拡散をよろしくお願いします。

それでは砂嵐でした、また次の記事でお会いしましょう。

sponsored link

down

コメントする






sponsored link