ギャンブルにしないFX活用術

FXのトレード手法の1つである"リピート系の月間収益報告、トレード設定内容の公開"がメインコンテンツですが、"投資"に関する情報も不定期で更新しています。

2022年7月現在のリピート注文FXの設定状況の公開

time 2022/07/27

2022年7月現在のリピート注文FXの設定状況の公開

初めての方ははじめまして、いつも見てくださってる方は感謝御礼、砂嵐です。

今回は2022年7月現在で最新のリピート注文FX注文内容をご紹介したいと思います。

【関連ページ】
以下記事にて以前の設定内容を公開しております。

いずれもトレード相場の変化や運用資金の増加等の環境変化により、設定内容が変わってきております。

トレードスタイルを決める際に併せてご参照ください。

【FX】リピート系注文の注文設定内容を公開します

【FX】(2019年11月更新)リピート注文FXの注文内容のまとめ

【FX】(2020年3月更新)リピート注文FXの注文内容のまとめ

【FX】(2021年1月更新)リピート注文FXの注文内容の解説まとめ

2022年1月現在のリピート注文FXの設定内容を公開

2022年5月現在のリピート注文FXの設定内容を公開

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基本戦略

長文になりますが、項目の手順のようにして取引通貨ペアおよび注文設定内容を決定していきました。

結論のみ知りたい場合は、次項”通貨別の注文設定内容一覧”まで読み飛ばして下さい。

取引している通貨ペア

通貨ペアを選択する際に考慮すると良い項目については以下記事にてまとめております。

リピート系FXで取引する通貨ペアを選択する時の判断ポイントについて解説

砂嵐は以下の通貨ペアで取引を行っています。

USD/JPY(アメリカドル/日本円)
USD/CAD(アメリカドル/カナダドル)
EUR/GBP(欧州ユーロ/イギリスポンド)
AUD/NZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)
NOK/JPY(ノルウェークローネ/日本円)

基本的に日本・北米・欧州・オセアニアの先進国通貨によるペアで取引しています。
NOKという例外もありますが、性質的にはEURと同一と考えています。

・新興国通貨を除外する理由
新興国通貨は、以前の記事でも紹介しましたがそもそもリピート注文FXには不向きな性質があります。

基本的には高金利であるがゆえに通貨安を引き起こしているため、長期的には通貨価値が下落する一方向になります。

上記内容の詳細は以下記事にて解説しております。

新興国通貨がリピート系FXに向かない理由

一方で先進国通貨は基本的には通貨の性質によって一定レンジ幅で上下する性質を持っているため、このリピート注文FXにマッチしているという性質もあります。

ではどの要因が通貨ペアの変動に影響するのかは以下のとおりです。

・資源価格による変動
NOK/JPY(原油価格)、USD/CAD(原油価格)、NZD/USD(農産物価格)

・政策金利差による変動
USD/JPY、EUR/GBP、AUD/NZD

発注方法:IFO注文

IFO注文とは、IFD注文にOCO注文要素を加えた注文のことです。

IFD注文に関しては以下記事にて別途解説しています。

初心者がFXを始める時、リピート系FXが最良な理由

OCO注文に関しては以下記事にて別途解説しています。
近日公開予定

IFO注文を採用する理由としては、ストップロスレートを設定したいからです。

もともとリピート注文FXでは決済するまでポジションを数日間持ち続けるという特性上、どうしても含み損を必ず抱えてしまいます。

またこの注文手法は、値段は上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場状態で利益を出し続けることができるという前提に立っております。

しかし世界情勢次第では、レンジ相場はあっけなく崩れ、決済したい方向とは逆方向に相場が大きく動いてしまうことが多々あります。

そこでIFO注文で損切りラインの発注も出すことで、ある程度のところで自動的に損失を確定させることで、強制ロスカットによる口座全資金消失のリスクを低減させています。

ハーフ&ハーフ注文

リピート注文FX界隈でよく使われるハーフ&ハーフ注文と呼ばれる手法を砂嵐も採用しております。

ハーフ&ハーフ注文とは、売買注文の転換点となるレートを任意の場所で決めて、上側ではショート注文、下側ではロング注文を出す手法を指します。

売買転換の区切りとするレートの算出方法は、以下の通りです。

基本:各通貨ペアで過去のレートデータを取得し、単純平均値を採用

例外1:直近数年間のレンジ相場の上値と下値の中間値を採用

例外2:過去数十年間における上値と下値の中間値を採用(USD/JPY)

以上の説明のイメージとしては以下画像をご参照ください。

注文設定エリア範囲幅

注文設定エリア範囲幅の算出方法について記述します。

各通貨ペア別の1日平均変動値幅pipsの約2倍の値とします。

それを上下でそれぞれ設定するので、実際には1日平均変動値幅pipsの約4倍が注文エリア範囲幅となります。

例えばある通貨ペアで1日の平均変動値幅が92pipsと算出できた場合、注文エリア幅は190pipsとなります。

これを上下で190pipsと設定するので、実際は380pips分の注文エリア幅となります。

なお実際に注文を出す際は、エリア範囲幅は変えずに現在のその通貨ペアのレート値を基準にエリアを動かします。

例えば現在地レートから±200pips分の注文設定エリア幅と、通貨ペアをUSD/JPYの例に取って、その時の現在レートが1USD=100.00JPYとします。

注文を出すエリア範囲は102.00~98.00と設定することができます。

利食い値幅の設定方法について

1注文あたりの利食い値幅について記述します。

各通貨ペアにおける1日の平均変動値幅をpipsで算出し、その約1/2の値を取るようにしています。

例として、ある通貨ペアの1日平均変動値幅が105pipsとしたら、利食い値幅は50pipsとしています。

損切りラインは通貨ペアの年間変動幅から算出

IFO注文の項目で説明しましたが、ストップロス注文を出す際のレートの算出方法について記述します。

こちらについては、各通貨ペア別に過去5年分の年間変動値幅平均pipsとしております。

通貨別の注文設定内容一覧

以上の解説を踏まえ、実際に私が2022年5月現在運用中の注文設定内容になります。

なお2022年5月現在の証拠金残高は約220万円です。

この額を基準にトレード環境に合わせて発注通貨量等を調整してください。

別記事にて手元資金20万円を想定した注文設定内容例の記事を公開しております。

リピート系FXを20万円元手にゼロからスタートする時の手順を解説

USD/JPY

・売り買い注文境界レート値:1USD=220.00JPY

・注文エリア幅:380pips分(現在レート価格から±190pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:10pips

・利益確定幅:50pips(利益額500JPY/1注文)

・ストップ幅:1550pips(損失額15,500JPY/1注文)

例1)新規買い注文を1USD=128.00JPYで出す場合
利益確定レート:128.50JPY
損失確定レート:112.50JPY

例2)新規売り注文を1USD=220.00JPYで出す場合
利益確定レート:219.50JPY
損失確定レート:235.50JPY

NOK/JPY

・売り買い注文境界レート値:1NOK=15.00JPY

・注文エリア幅:60pips分(現在レート価格から±30pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:3,000通貨

・注文を出す間隔:5pips

・利益確定幅:15pips(利益額450JPY[3000×0.15]/1注文)

・ストップ幅:615pips(損失額18,450JPY[3000×6.15]/1注文)

例1)新規買い注文を1NOK=13.00JPYで出す場合
利益確定レート:13.15JPY
損失確定レート:6.85JPY

例2)新規売り注文を1NOK=17.00JPYで出す場合
利益確定レート:16.85JPY
損失確定レート:23.15JPY

NZD/USD

・売り買い注文境界レート値:1NZD=0.6600USD

・注文エリア幅:360pips分(現在レート価格から±180pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:10pips

・利益確定幅:50pips(利益額5USD[1000×0.0050]/1注文)

・ストップ幅:1050pips(損失額105USD[1000×0.1050]/1注文)

例1)新規買い注文を1ドル=0.6100NZDで出す場合
利益確定レート:0.6150NZD
損失確定レート:0.5050NZD

例2)新規売り注文を1ドル=0.7000NZDで出す場合
利益確定レート:0.6950NZD
損失確定レート:0.8050NZD

USD/CAD

・売り買い注文境界レート値:1USD=1.2500CAD

・注文エリア幅:420pips分(現在レート価格から±210pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:10pips

・利益確定幅:60pips(利益額6CAD[1000×0.0060]/1注文)

・ストップ幅:1460pips(損失額146CAD[1000×0.1460]/1注文)

例1)新規買い注文を1USD=1.2900CADで出す場合
利益確定レート:1.2840USD
損失確定レート:1.4360USD

例2)新規売り注文を1USD=1.2400CADで出す場合
利益確定レート:1.2460USD
損失確定レート:1.0940USD

EUR/GBP

・売り買い注文境界レート値:1EUR=0.7700GBP

・注文エリア幅:280pips分(現在レート価格から±140pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:10pips

・利益確定幅:40pips(利益額4GBP[1000×0.0040]/1注文)

・ストップ幅:1040pips(損失額104GBP[1000×0.1040]/1注文)

例1)新規買い注文を1EUR=0.7000GBPで出す場合
利益確定レート:0.7040GBP
損失確定レート:0.5960GBP

例2)新規売り注文を1EUR=0.8000GBPで出す場合
利益確定レート:0.7960GBP
損失確定レート:0.9040GBP

AUD/NZD

・売り買い注文境界レート値:1AUD=1.1500NZD

・注文エリア幅:400pips分(現在レート価格から±200pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:10pips

・利益確定幅:50pips(利益額5AUD[1000×0.0050]/1注文)

・ストップ幅:1050pips(損失額105AUD[1000×0.1050]/1注文)

例1)新規買い注文を1AUD=1.1100NZDで出す場合
利益確定レート:1.1150NZD
損失確定レート:1.0050NZD

例2)新規売り注文を1AUD=1.3000NZDで出す場合
利益確定レート:1.2950NZD
損失確定レート:1.4050NZD

今後のブログ報告方針について

2022年3月以降のリピート注文FXの月間収支報告ですが、トレード環境の変化により取引通貨ペアの整理(追加・廃止)および含み損の整理を行いました。

結果として累計50万円近い損失を出しましたが、依然として取引証拠金自体はまだ150万円ほど残っております。

2022年7月以降は取引通貨ペアの見直しが実施できましたので、7月分より月間収益報告を再開していきたいと思います。

おわりに

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上記バナー画像を介して買い物をして頂きますと、私の懐に一定割合のキックバックが入ります。
しかし悩ましいのは、協力頂いた皆さんには何の見返りもないということです。
せめて皆さんから頂いた額を見て、閲覧者様への感謝の気持ちを忘れないようにします。
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いかがだったでしょうか?

相場は生き物であるため、一発退場とならないようリスクコントロールを日々考えながら取引をしております。

今年はレートが大きく動いていることもあり、取引が難しいと感じております(汗)

この記事に関する質問や感想、意見等があれば下のコメント欄へぜひ投稿してください。
またこの記事が役に立った、面白かったと思ったら”シェア”で拡散をよろしくお願いします。

それでは砂嵐でした、また次の記事でお会いしましょう。

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