ギャンブルにしないFX活用術

FXのトレード手法の1つである"リピート系の月間収益報告、トレード設定内容の公開"がメインコンテンツですが、"投資"に関する情報も不定期で更新しています。

【FX】(2021年1月更新)リピート注文FXの注文内容の解説まとめ

time 2021/01/05

【FX】(2021年1月更新)リピート注文FXの注文内容の解説まとめ

おはようございます、砂嵐です。

今回は2021年1月現在最新のリピート注文FX注文内容をご紹介したいと思います。

【関連ページ】
以下記事が以前の設定内容です。

いずれもトレード相場の変化や運用資金の増加等の環境変化により、設定内容が変わってきております。

トレードスタイルを決める際に併せてご参照ください。

【FX】リピート系注文の注文設定内容を公開します

【FX】(2019年11月更新)リピート注文FXの注文内容のまとめ

【FX】(2020年3月更新)リピート注文FXの注文内容のまとめ

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環境、発注条件

以下のような条件を定め取引を実施しています。

極力トレーダーの感情を交えず機械的に取引が実施できるようにブラッシュアップしてきております。

注文はすべて指値で機械的に発注(IFO注文で出す)

IFD注文に関しては以下記事にて別途解説していますので、合わせてお読みください。

初心者がFXを始める時、リピート系FXが最良な理由


なお現在採用しているのはIFD注文にOCO注文要素を加えたIFO注文を使用しております。

採用する理由としては、ストップロス注文を追加したいからです。

もともとリピート注文FXでは決済するまでポジションを数日間持ち続けるという特性上、どうしても含み損を必ず抱えてしまいます。

またこの注文手法は、値段は上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場状態で利益を出し続けることができるという前提に立っております。

しかし世界情勢次第でレンジ相場はあっけなく崩れ、決済したい方向とは逆方向に相場が大きく動いてしまうことが多々あります。

そこでIFO注文で損切りラインの発注も出すことで、必要以上にポジションを持たず身軽になるのと、損失を許容最小限に留めるようにできています。

レートが大きく動く月に関しては収支がマイナスになることもありますが、トータルで見ればプラスの月の方が多いぐらいです。

後述する分散によるリスク低減も鑑み、損切りラインも同時に出せるIFO注文の採用をオススメします。

あるレート値を境界にチャート上側でショート(売り)、下側でロング(買い)のみを持つ注文

イメージとしては以下画像の通りです。

基準レートを決めて、上側ではショート注文、下側ではロング注文を出します。

売買転換の区切り線となる基準レートの算出方法ですが、過去20年(1999年~2019年)分のレートデータを取得し、単純に平均を取った値としています。

注文設定エリア幅はその時のレート値に合わせて変更

注文を出すエリア幅(800pips分)は変えずに、現在のその通貨のレートが幾らだから上限・下限は幾らになるという計算方法を取っています。

なおこの注文を出すエリア幅は後述のストップ・ロス注文を出す値に反映されております。

取引している通貨ペア

以下の4種類のペアで取引を行っています。

USD/JPY(アメリカドル/日本円)
EUR/JPY(欧州ユーロ/日本円)
NZD/USD(ニュージランドドル/アメリカドル)
USD/CAD(アメリカドル/カナダドル)

なお上記ペアを選択するに至った基本ルールは以下の通りです。

・先進国(群)同士の通貨ペア
新興国通貨は、以前の記事でも紹介しましたがそもそもリピート注文FXには不向きな特性があります。

新興国通貨がリピート系FXに向かない理由

・極力ドルストレートペア
USDが世界の基軸通貨であり続ける限り、結局対アメリカとの経済パワーバランスで為替は決まってきます。

クロスペアになると3カ国分のパワーバランスで動いて複雑になるため、慣れないうちは避けた方が無難です。

厳密に言うと、EUR/JPYはクロス円ペアとなり、選択基準から外れますが、以下の理由から例外的に採用しています。

これはレート計算のベースとなるEUR/USDおよびUSD/JPYが取引量世界1位と2位の組み合わせとなります。

流動性が極めて高いことから値動きに関して極端な上下は発生しにくいと判断し、採用に至っております。

・地域の分散
私の選択の場合、日本・欧州・オセアニア(ニュージーランド)・北米(カナダ)という形で分散しております。

オセアニア地域ではオーストラリアを選択するのが一般的ですが、後述する理由から採用しておりません。

・通貨の値の動きが似通う通貨を選択しない
私の場合は資源国通貨同士のペアは持たないという基準に当てはまります。

オーストラリアとカナダは共に石炭等エネルギー資源を輸出する資源国通貨であるため、世界のエネルギー需給状況によって通貨の上下が決まってきます。

したがって通貨が上下するタイミングや傾向がほぼ一致する形となり、分散投資という観点からは少しリスクがある形となります。

同様に金融国と言われているイギリスポンドとスイスフランを含む通貨ペアの同時採用もリスクがあると言われております。

通貨別の注文設定内容一覧

以上の解説を踏まえ、実際に私が2021年11月現在運用中の注文設定内容になります。

なお運用資金は約100万円です。

USD/JPY

・売り買い注文境界レート値:1USD=107.00JPY

・注文エリア幅:800pips分(現在レート価格から+400pips~-400pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:20pips

・利益確定幅:40pips(利益額400円/1注文)

・ストップ幅:440pips(損失額4,400円/1注文)

例)新規買い注文を1ドル=107.00円で出す場合
利益確定レート:107.40円
損失確定レート:103.60円

EUR/JPY

・売り買い注文境界レート値:1EUR=129.00JPY

・注文エリア幅:800pips分(現在レート価格から+400pips~-400pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:20pips

・利益確定幅:40pips(利益額400円/1注文)

・ストップ幅:440pips(損失額4,400円/1注文)

例)新規買い注文を1ユーロ=117.00円で出す場合
利益確定レート:117.40円
損失確定レート:112.60円

NZD/USD

・売り買い注文境界レート値:1NZD=0.6600USD

・注文エリア幅:800pips分(現在レート価格から+400pips~-400pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:20pips

・利益確定幅:40pips(利益額4USD[420円前後]/1注文)

・ストップ幅:440pips(損失額44USD[4,800円前後]/1注文)

例)新規買い注文を1ドル=0.6100NZDで出す場合
利益確定レート:0.6140NZD
損失確定レート:0.5660NZD

USD/CAD

・売り買い注文境界レート値:1USD=1.2500CAD

・注文エリア幅:800pips分(現在レート価格から+400pips~-400pipsの範囲)

・注文1回あたりの発注通貨量:1,000通貨

・注文を出す間隔:20pips

・利益確定幅:40pips(利益額4CAD[360円前後]/1注文)

・ストップ幅:440pips(損失額44CAD[4,000円前後]/1注文)

例)新規売り注文を1USD=1.4000CADで出す場合
利益確定レート:1.3960USD
損失確定レート:1.4440USD

おわりに

ここ数ヶ月記事の更新が止まって、もしかしたら…と思われた方がいるかもしれませんが、退場せずにひっそりと居続けています。

おかげで順調に利益も安定して出せるようになってきました。

常に運用資金に合わせた注文内容のアップデートが必要であるということを日々感じさせられております。

少しでも参考になることがあれば幸いです。

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それでは砂嵐でした、また次の記事でお会いしましょう。

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